こんにちは、代表の三坂です。
SES業界で何百という面談に立ち会ってきましたが、
不思議なくらい“通る人”と“通らない人”って、傾向がハッキリ分かれるんです。
技術力が足りなくても受かる人がいれば、
スキルは十分なのに落ちる人もいる。
その違いって、何なんだろう？
今日は、そんな面談の“突破力”に関わる3つの準備についてお話ししたいと思います。
1. 話す順番を決めている
これは本当に大事なことなんですが、
どれだけスキルがあっても、話がとっ散らかってると面談では伝わりません。
まず経歴の説明、次に案件の詳細、そのあと得意な技術。
この順番を守るだけで、相手の理解度が格段に上がります。
逆に、いきなり趣味はキャンプですみたいな話から入ってしまうと、
こちらとしても営業的にフォローが難しくなるんですよね。
面談はプレゼンの場じゃなく、対話の場。
でもその中にも型がある。
その型を自分の言葉でなぞれる人は、やっぱり強いなと思います。
2. 答える練習じゃなく“伝える練習”をしている
面談で緊張してしまう方って、
どうしても“正解を出さなきゃ”って思ってしまうことが多いと思います。
でも大事なのは、何を言うか”より“どう伝わるか。
たとえば、
・その経験は3年あります
・Vue.jsを使った案件を3件やりました
という言い方よりも、
・Vueは設計から実装、保守まで一通り経験してます。今はComposition APIに切り替えていて、そっちが得意です
といったふうに、少しだけ具体性を添えるだけで説得力が違ってきます。
誰かに自分を紹介する練習を1回やっておくと、当日の滑舌が全然変わります。
それくらい、自分をどう伝えるかって、言葉にしないと磨かれないんですよね。
3. 質問される内容を予測しておく
よく聞かれるのが、
・どんな工程を経験してきましたか？
・チーム規模はどのくらい？
・開発環境はどうでしたか？
みたいなものなんですが、
実はこの質問に答える練習って、9割の人がやっていません。
答えは正直何でもいいんです。
でも、即答できると現場を自分の言葉で語れる人って思ってもらえる。
この即答力が、信用の第一歩になることってすごく多いと思うんです。
僕が面談に同席してる時も、
間があるだけで、実力よりも不安が強くなってしまうのが人間なんだなとよく感じます。
だからこそ、あらかじめ自分でこれ聞かれそうっていうものは、
声に出して一回話してみてほしいなと思っています。
最後に
SESの面談って、ある意味で自分という人間を短時間で売り込む場です。
だからこそ、準備の質がそのまま結果に繋がってしまう。
準備しなくても受かる人もいます。
でも、準備する人のほうがその後の現場もうまくいく。
僕はそう思っています。
現場に入ったあと、周囲の人が
あの人、最初からちゃんとしてたよねって言ってくれるような、
そんな面談を一緒に目指していきましょう。
今日も読んでくれてありがとうございます。
また次の記事で。
