こんにちは、代表の三坂です。あいかわらず怒涛の日々を過ごしていますが、健康面にもしっかり着目し、亜鉛？とマルチビタミン？なるものを飲み始めました。体力の衰えは感じませんが、二日酔いがひどくなったのと若干の白髪が見え始めたのでより健康的に過ごしてみようかと思っております。
体力はやる気に直結します。体力、気力がない人はどうしてもやる気が出るまでに時間がかかったり、一生やる気出なかったり、そんな傾向があるように感じます。
そんな体力や気力は、年齢とともに必ず衰えていきます。なので挑戦するには若いうちに、とよく言いますよね。この辺はまた別でブログに書こうと思います。
さて、本題です。
今回は株式会社LEGAREAはSES企業でありながら帰属意識にこだわりをもっています。その理由と本質についてお話しします。
自由とお金だけを追いかけた先に残るもの
SES業界は、自由度の高い働き方が魅力とされがちです。
案件の選択権がある。
働く場所を選べる。
交渉次第で単価も上げられる。
こうした選択の余地が、会社員という枠を超えた生き方として注目されていることは確かだと思います。
でも、その自由とお金が人生の中心になってしまうと、気づかないうちに“何のために働いているのか”という問いが抜け落ちてしまうように感じています。
お金を稼ぐこと。
時間を自由に使えること。
このふたつは一見、理想に見えるかもしれませんが、土台としての人間関係や信頼、承認といった要素が欠けていると、どこか空虚な感覚が残ってしまうような気がします。
人とのつながりがない状態は、想像以上に消耗する
心理学でも証明されていますが、人が幸福感を感じる上で最も影響が大きいのは、良質な人間関係です。
自由もお金も、一時的には満足感をもたらしますが、時間が経つにつれて慣れてしまいます。慣れたあとの世界に残るのは、誰と、どんな関係性を持って生きているかという、より本質的な問いです。
たとえば、案件単価が高くても、自分の状態を気にかけてくれる人が誰もいなかったら。
リモートで自由な働き方ができても、キャリアについて相談できる相手が一人もいなかったら。
その状態が続いたとき、人はどこかで立ち止まることになります。
なぜLEGAREAは仲間にこだわるのか
僕たちLEGAREAは、SESという構造そのものに対して、批判や否定の立場をとっているわけではありません。
むしろ、SESという柔軟なフィールドの中で、どうやったら人が育ち、どうやったら孤独にならずにいられるかを日々考えています。
だからこそ、営業とエンジニア、私と従業員の接点を多くもつようさまざまな施策を活用して普段口にできないような本音を引き出すようにしています。
社内SNSもただの業務連絡ではなく、ちょっとした雑談やつぶやきが自然に生まれるような空気を意識しています。
こういった取り組みの根っこにあるのは、たったひとつの思いです。
ひとりで頑張らなくていいよと、ちゃんと伝わる会社にしたい。
その思いがあるから、僕は今も現場メンバーと定期的に会って、些細な話でも耳を傾けています。
人生は、誰と働いたかで記憶される
後から振り返ったとき、年収がいくらだったとか、どれだけ自由な時間があったかよりも、印象に残っているのは誰とどんな経験を共有したかだったりします。
それは多くの人が、転職やキャリアチェンジのタイミングで口にすることでもあります。
人は、人の中でしか育たない。
自分ひとりで獲得した知識やスキルも、誰かとのやりとりや支え合いの中でこそ、実際の価値として定着していくと思います。
だからこそ、自由やお金という一面的な魅力だけで判断するのではなく、
ここで一緒にやっていきたい人がいるかどうかという基準も、ぜひ大事にしてみてほしいと思います。
おわりに
僕がこの会社で実現したいのは、人生をちゃんと味わえる働き方です。
そのためには、報酬や条件だけでなく、人との関係や、自分の変化をちゃんと感じ取れる環境が必要だと思っています。
SESの世界が、仮面をかぶったまま終わる場所ではなく、
自分の輪郭を取り戻せる場所であるように。
LEGAREAはこれからも、人を中心に置いたSESを追求し続けたいと思っています。
