こんにちは、株式会社LEGAREA代表の三坂です。
今日はエンジニア転職に失敗する人のお話をしたいと思います。
エンジニア転職って、成功すると年収も働き方も人生も変わります。
だけど現場や面談をしてると、残念ながら転職するたびに状況が悪くなる人が一定数いるんですよね。
スキルや経験が足りないからじゃないんです。
考え方と選び方を間違えているから転職がリセットじゃなくループになっている。
今日は、そんな人に共通している4つの特徴を話したいと思います。
人によっては耳が痛いかもしれないけど、ここを理解できれば転職は武器になるのでぜひ参考にしてみてください。
① 全部叶えようとする人
まず一つ目。これは本当に多い。
- 年収上げたい
- フルリモートしたい
- 工数少なく働きたい
- 技術伸ばしたい
- 評価もしてほしい
- 案件選びたい
- 嫌な人とは働きたくない
- でもストレスも嫌
……いやいや
転職は願い事を全部伝える場じゃないですよー、といつも言いたくなります。
転職活動とは優先順位を言語化する場所です。
優先順位がない人は、
面接で魅力的に映らないし、入社後も迷子になる傾向にあると思っています。
② 年収・条件を確認せずに入社まで進む人
これ最初聞いた時は驚きましたが、結構多いみたいなんです。これはマジで危ない。
LEGAREAは実際に金額を伝えた上で内定を受諾するかどうかの判断を仰ぐのですが、
ふわっとした状態で入ってみたら全然想定金額と違うことが多いみたいです。
採用担当と良い感じの会話をしたからといって、
給与・残業・制度があなたの期待通りになる保証はどこにもないですからね
しっかり仕切るところは仕切れないと何のための転職活動かわかりません。そこを遠慮する人は、入社後に100%後悔します
③ 面接で愛想がなく、態度が偉そうな人
たまにいます。むかつきますこういう人。
「俺は技術職だから態度で判断される筋合いはない」
そう思って落ちていく人たくさんいます
残念だけど現実は違う。
エンジニアの仕事にはコミュニケーション能力も求められてます。
- 顧客との調整
- レビュー
- 仕様相談
- 改修依頼
- チームの協力
つまり、一緒に仕事したいかどうかは
技術と同じくらい重要な評価軸。
技術が高くても態度が悪い人は、
現場では「扱いづらい人材」になります。よくないです。
④ 会社員であることを理解していない人
「会社に帰属したくない」
「俺は個で生きる」
「会社は場所でしかない」
そういう声がよく聞こえるような時代ですが、これは本当に悲しいし、面接していれば、
本人がどういう気持ちかすぐわかります。
確かに時代は変わったと思っています。
終身雇用の時代ではないし、会社に全て捧げる働き方ももう古いのかもしれない。
でも勘違いしてほしくないことは、
「帰属したくない=責任を持たないでいい」ではないということです。
転職面談をしてると、
口には出していなくても、
この考え方を引きずったまま来る人がいます。
表情・発言・態度・言葉の選び方、全部に滲んでます。
本人は強い意思のつもりでも、
周りから見るとただの 協力しない人 に映りますので要注意です。
■結論
転職に失敗するエンジニアは、スキルが足りないから失敗する、ではありません。
自己理解・優先順位・交渉力・態度・責任意識。
この土台が弱いと思っています。
転職は願望ではなく、選択と設計。
目先の条件じゃなく、
未来に繋がる選択ができる人が成功すると思っています。

