皆さんこんにちは、代表の三坂です。
さて今日は、AI時代にエンジニアがどう生き残るのか
──特にSESの現場で見えてきた“分岐点”について話したいと思います。
AIがコードを書けるようになった今、
コーディングスキルだけでは戦えない時代に入っています。
現場でエンジニアを見ていると、
価値が上がる人と下がる人の差が、以前よりもはっきりしてきました。
目次
- AI時代にコーディングスキルだけでは通用しない理由
- AI時代に生き残るエンジニアの3つの分岐点
- これからのエンジニアが今からできる3つの準備
- AI時代のエンジニア生き残り戦略は『分岐点を意識すること』
- まとめ
AI時代にコーディングスキルだけでは通用しない理由
まず前提として、AIがコード生成できるようになったことで、
「技術力=市場価値」というシンプルな構図は崩れています。
実際、SESの現場では単価下落がすでに始まっていて、
月70万円の案件が60万円に下がるケースは珍しくありません。
では、AIにできない領域はどこか。
それは、業界特有の癖を理解することや、
顧客の本当の課題を聞き出すことといった上流工程です。
技術力だけを理由に単価交渉する人ほど、AI時代には脆くなる。
これは現場で強く感じていることです。
AI時代に生き残るエンジニアの3つの分岐点
AI時代に価値を上げ続けるエンジニアには、共通点があります。
それが次の3つの分岐点です。
- 上流工程に移動できるか
要件定義や提案に踏み込めるかどうか。
月80万円以上の単価は、ほぼこの領域にしかありません。 - 業種専門化できるか
金融・医療・製造など、特定の業界知識を深掘りできるか。
AIはジェネラルなので、業界の「なぜ」を理解している人間は強く差別化できます。 - メンタルモデルを理解しているか
プロセスと成果の両方を説明でき、顧客の意思決定を支援できるか。
SES現場で「この人は違う」と感じさせるエンジニアは、
この3つのうち最低1つを確実に持っています。
これからのエンジニアが今からできる3つの準備
では、今から何を準備すべきか。
現場で成果を出している人たちを見ていると、次の3つが共通しています。
- 業界知識を1つ持つ
JavaScriptが書ける人は1000人いますが、
「金融システムの規制要件とコード構造の関係を説明できる」人は100人しかいません。
専門性は強力な武器になります。 - 顧客の立場で考える習慣を持つ
「なぜこの要件が必要なのか」を営業や企画に聞く。
答えが返ってこなければ自分で調べる。
この姿勢が、工数が通るエンジニアを作ります。 - 報告・提案・意見の質を上げる
技術的な提案ではなく、「この実装をすると事業的にこう変わる」
というレベルで話せるようになること。
これだけで単価が月5万円上がるケースは普通にあります。
AI時代だからこそ、
「この人と一緒に仕事したい」という信頼感が
単価を決める最大の要因になります。
数値よりも関係値がすべて──これは現場で強く感じていることです。
AI時代のエンジニア生き残り戦略は『分岐点を意識すること』
AI時代にエンジニアが生き残るには、
コーディングスキルの向上だけでは不十分です。
上流工程・業界専門化・信頼構築という3つの分岐点を意識することが、
キャリアの未来を決めます。
SESの現場では、この3つのうち1つでも持っている人は
むしろ単価が上がり続けています。
一方、何も持たない人はすでに下落が始まっています。
20代のうちに上流工程へ踏み出せるかどうかが、
30代以降のキャリアを大きく左右します。
そしてAI時代だからこそ、「この人にいてほしい」という信頼感が、
単価交渉よりも強力にキャリアを動かします。
僕がSESをすすめる理由は、
その信頼を会社が一緒に作ってくれるからです。
まとめ
AI時代のエンジニアに必要なのは、
コーディング力よりも「どこで価値を出すか」を早めに決めることです。
上流工程、業界知識、信頼構築
──このどれかを持てば、単価はまだまだ上がります。
焦らず、でも止まらず。
自分の分岐点を意識して積み上げていくことが、AI時代を生き抜く一番の近道だと思っています。

