こんにちは、代表の三坂です。
最近ふと、昔の自分の成長過程を思い返すことがありました。
SESという働き方をしていると、どうしても他人と比較してしまう瞬間が多いですよね。
同期はもうリーダーをやってる、自分より後に入ったあの子の方が評価されてる。
そんなふうに思ってしまうこと、僕にもたくさんありました。
でも、今になって振り返るとこう思います。
SESエンジニアの成長って、もっと段階的なものなんじゃないかなと。
いわゆる理想の成長曲線は、幻想かもしれない
成長曲線という言葉を聞くと、
たいていの人が思い浮かべるのは、右肩上がりのなだらかなカーブかもしれません。
まるで半円を描くように、最初はゆっくり、それから加速していく。
スキルも単価も経験も、時間をかければ自然に伸びていくイメージです。
でも、実際に多くのSESエンジニアと接してきた経験から思うのは、
そのなめらかな曲線の裏には、もっとギザギザで、
そして時に止まったように見える時間があるということです。
成長とは、何も起きていないように見える時間の積み重ね
SESという環境は、毎日が変化に満ちているわけではありません。
むしろ、淡々と同じ業務が続いたり、進捗報告だけで1日が終わったり、
一見すると、何も進んでいないように感じる時間も多いはずです。
でも、そういった止まって見える時間が、
あとになって効いてくることが、本当に多いと思っています。
報告の仕方ひとつ、会話のタイミング、
空気を読んで行動した小さな配慮。
それがある日、
信頼という形で返ってくる。
次の案件の紹介という形で広がっていく。
だからこそ、成長は止まっている時期をどう捉えるかで、
後半のカーブがまったく変わってくるんじゃないかと思っています。
成長曲線は、段階的に跳ね上がっていく
僕がよく話すのは、SESエンジニアの成長曲線は階段型だということです。
しばらく何も変わらない期間があって、
あるタイミングで一気に評価が跳ね上がる。
また少し落ち着いたら、別の現場で次のステージに進む。
この階段を上る感覚に慣れると、
止まっているように見える時間にも、意味を見出せるようになっていく気がします。
焦らず、でも止まらずにいることの難しさ
この階段型の成長を理解していても、
やっぱり焦る日もあります。
現場では何も言われない
リーダーに質問するのも怖い
このまま1年過ぎて、何も変わらなかったらどうしよう
そんな声を、実際によく聞きます。
僕自身も昔、派遣先で半年間、誰からもフィードバックがなかったことがあって、
本当に必要とされてるのか不安でたまりませんでした。
でも、ある時期から急に周囲の接し方が変わったり、
任される仕事の質が上がったりして、
あの時間はちゃんと意味があったんだと気づくことがあるんですよね。
自分の成長曲線を見える化する方法
とはいえ、自分では気づきにくいのも正直なところだと思います。
だからこそ、定期的にやってみてほしいのが内省です。
たとえば、こんなふうに問いかけてみてください。
・この3ヶ月で話しかけやすくなった人はいたか
・前は詰まっていたところが自然にできるようになっていないか
・報告の仕方が変わったと感じる場面はあったか
できれば言葉にして、書き出してみてください。
些細な変化も、蓄積されると自信に変わっていくと思います。
最後に
SESという働き方は、どうしても他人から見えづらい努力が多くなりがちです。
だからこそ、自分の中で成長の定義を持っておくことが、本当に大切だと思っています。
僕はこの仕事を始めたとき、
何もできない自分に焦ってばかりで、
周りと比べて落ち込む日もたくさんありました。
でも今は、
階段の途中で立ち止まる時間があったからこそ、
次の一歩がしっかり踏み出せたと思えるようになりました。
もし今、自分が伸びていないと感じているなら、
それはきっと、次の上昇のための時間だと思ってみてください。
焦らず、でも止まらず。
いつかふと振り返ったとき、
あなた自身の階段が、ちゃんとつながっていると気づける日がくると思います。