最近、整体にハマっています三坂です。この33年間びっくりするほどの姿勢の悪さで、悔しいですが体のだるさや痛みがいい加減無視できなくなってきました。全く興味なかったですが整体に行かざるを得なくなり、通うことに。これほどまでに姿勢が変わり、睡眠の質もあがるものか、と驚いています。みなさんもPC見過ぎなので、姿勢に気をつけましょうね。
そんな話はさておき、今日はスキルシートの話をします。エンジニアさんから「面談で落ちました」という相談を受けることが結構多いのですが、その時にスキルシートをチェックすると、ある共通パターンが見えてくるんです。落ちる理由って実はスキルそのものじゃなくて、「どう書いてあるか」が全部なんです。今日はそこを解説します。
目次
- 面談で落ちるスキルシートの共通パターン
- スキルシートを見る側の本音
- 通るスキルシートの3つのポイント
- ポイント1:プロセスと苦労を書く
- ポイント2:数字を入れる
- ポイント3:主体性を感じさせる言葉選び
- SES vs フリーランスのスキルシート事情
- 書き直しで面談通過率は本当に上がるのか
- まとめ
面談で落ちるスキルシートの共通パターン
落ちるスキルシートの共通点は、何か気づきますか?僕が見てきた限りだと、パターンは大体決まってるんです。
一つ目が「実装経験を羅列してるだけ」です。例えば「Java 3年、Spring Framework 2年、MySQL 3年」みたいに書いてるだけの人が多いんです。これ、実際には何ができるのか全然見えないんですよね。「この人、JavaでSpring使ってコード書けます」って言ってるだけで、本当に主体的に動いたのか、誰かの指示待ちなのか、全然わかんない。
二つ目が「成果や工夫が見えない」ってやつです。「プロジェクトAに参画」って書いてあるだけで、「何をしたのか」「何が変わったのか」が書いてない。採用する側からすると「この人、何か話としては聞いてるけど、実際に何やった人なん?」ってなるんですよね。
三つ目が「プロセスが抜けてる」パターンですね。「Javaで○○機能を実装」みたいに結果だけ書いてて、「どうやってバグ対応した」「チームで怪しい部分をどう検証した」みたいなプロセスが一切ない。これだと単なる「タスク完了記録」になっちゃってるんです。
こういう書き方だと、面談で「で、実際にはどうだったんですか?」って突っ込まれて、話が膨らまないんです。面談時間が進まない。採用側は「あ、これ現場で何やってたか本人も把握してないんだ」って判断してしまう可能性は高いです。
スキルシートを見る側の本音
ここでちょっと視点を変えて、採用する側の気持ちを話しておきます。採用担当者って、実はスキルシートを細かく読んでないんです。僕も採用側にいるから知ってるんですけど、1人5分〜10分くらいしか見ません。その間に「この人、うちの現場で一緒に働けるかな」ってイメージが浮かぶかどうかで大体決まっちゃうんです。
だから採用側が見てるのって、実は「この人、主体的に動けるのか」「考えながら仕事してるのか」「コミュニケーション取れそうか」みたいな人間性的な部分なんですよね。技術力じゃなくて、「人間として信頼できるか」がスキルシート経由で見えるかどうか。それが全部なんです。
だから「〇〇を実装した」じゃなくて「〇〇が上手くいかなくて、こういう方法を試してみた結果、パフォーマンスが20%改善した」みたいに書いてあると、ぐっと好感度が上がります。その話を面談で聞きたくなるんです。
通るスキルシートの3つのポイント
それでは実際に通るスキルシートとは何が違うのか。僕が見てきた採用確度が高い人のスキルシートには、共通してる3つのポイントがあります。
ポイント1:プロセスと苦労を書く
実装結果じゃなくて「何に困ったのか」「どうやって乗り越えたのか」を書くいてもいいと思います。例えば「大規模データベースのリファクタリングで、クエリの遅延対策をした。問題を検出するために独自の検証スクリプトを作成して、それで30クエリから5クエリに削減できた」みたいな感じです。
これだと「あ、この人、問題を自分で見つけて、自分で道具を作ってまで解決してるんだ」って感じるんですよね。指示待ちじゃなくて、自分の頭で考えてる感じが出てる。そういう人は現場でも勝手に動いてくれるなって感じるわけです。
ポイント2:数字を入れる
「改善した」じゃなくて「30%削減」「3日から1日に短縮」「月5万円のコスト削減」みたいに数字を入れるんです。これ、採用側からすると説得力が全然違うんですよね。数字があると「あ、この人、ちゃんと成果を定量化してる。つまり仕事の価値を理解してる人なんだ」って思うわけです。
一般的なSESエンジニアの案件評価だと「改善はした」で終わりなんですけど、数字を入れることで「人間性が高い」って見える。それくらい効きます。
ポイント3:主体性を感じさせる言葉選び
「参画した」じゃなくて「主導した」「提案して実現した」「チームと試行錯誤して」みたいな表現にするんです。ただし、ここで重要なのは「本当のことを盛る」ってことです。全部が全部、あなたが主導してるわけじゃないと思うんですよね。でも「このタスクでは自分がリードした」みたいな部分を、タスク単位で細かく書くんです。
そうすると「あ、この人はいろんなレベルで仕事をしてるんだ。チームの雑務もやるし、難しい案件もやる」と感じます。それが「この人、現場で使える」という判断につながります。
SES vs フリーランスのスキルシート事情
ここで一つ補足ですが、SESとフリーランスってスキルシートの見方が結構違います。
フリーランスの場合は、短期で現場終了している人が多く、現場は敬遠しがちです。最近はフリーランスNGの案件も増えています。
最近は高還元SES企業がいくつも誕生しており、そこまで大きく手取り面は変わらず、社会保険に加入できるので、いまの時代は会社員として働くことがベターだと僕は考えています。
書き直しで面談通過率は本当に上がるのか
あがります。とても。僕に書かせていただきたいくらいですね。わかる人が書けばこんなに違うのかというくらい変わります。
大事なのは「スキルシートには書いてるけど、その仕事、実際には何もしてないんです」みたいなのが面談で見えないようにすることです。自分の業務を棚卸してスキルシートに書いてみると本当に経験したことなのに、どこか立派な経歴に見えて自分もそこを気にしながら話す人も多いですが、自信がないと何もしていない人という見え方にもなる可能性は高いので、面談練習は必要ですね。
何度か面談で落ちてから書い直してみることもよくあります。
面談で「ここ、もっと話したかったな」ってポイントが見えるから、その部分をメモ代わりにスキルシートに追加する。それを繰り返すんです。
スキルシートを書き直したり、面談練習をすると驚くくらい面談通過率が上がり始めます。最初の通過率が20%だった人が、50%〜60%になることなんてざらです。
まとめ
スキルシートで落ちる本当の理由は、スキルが足りないわけじゃなくて「この人、どんな人なの?」っていうのが見えないからなんです。プロセス、数字、主体性。この3つを意識して書くだけで、面談通過率は本当に変わります。
SES面談は「技術力で選ぶ」んじゃなくて「人間で選ぶ」ということを、スキルシートの段階で理解することが全部です。採用側のメンタルモデルを理解した上で、自分の仕事を説明する。それが通るスキルシートの書き方ではないでしょうか。
参考にしてみてください。

